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鳥居の連なる参道
本 編

~物語のあらすじ~

万華鏡村。
そこは、妖狐、猫又、鬼など、
様々な種族の純血・混血のアヤカシたちが住む穏やかな村。

そんなある日、
この万華鏡村に最悪の怪異が紛れ込み、
穏やかな日々の歯車がじわりじわりと狂い始める。

大切な者を守るため。

伊丹、幻洛、ふゆは、ナギ、劔咲、裂は、
この村を蝕む怪異に立ち向かう。

其ノ壱、志

万華鏡村 妖狐、猫又、鬼などの様々な種族のアヤカシ…

其ノ弐、絆

「こんな感じ…かしら…」夕立を予感させる冷たい風…

其ノ参、異

爽やかな朝日が部屋を照らし、ふゆはは目を覚ました…

其ノ肆、恋

鍛錬のない晴れた日。午前中の仕事を終えたふゆはは…

其ノ伍、落

あれから3回ほど月と陽が回った。その間も、ふゆは…

其ノ陸、心

「…おはよう、劔咲。」「ああ、ふゆはちゃん、おは…

其ノ漆、想

あれから一夜明けた。いつもと同じ方角から、同じ陽…

其ノ捌、明

伊丹を樹海から連れ戻した日の夜、幻洛は伊丹の自室…

其ノ玖、深

「んっ…」眩い光が、障子越しに部屋を照らす。あ、…

其ノ拾、契

それから暫く時が過ぎた。ふゆははナギと恋仲になる…

其ノ拾壱、欲(R15)

『お前と、ツガイの契りを結びたい。』幻洛から求婚さ…

其ノ拾弐、愛(R18)

月の光に照らされた伊丹の自室。青白く輝くその空間…

其ノ拾参、粋

黄金に輝く朝の陽が、遠くの山々から姿を現わす。「…

其ノ拾肆、柵

幻洛と別れた裂は、村外れにある森の入り口付近に来…

其ノ拾伍、刻

あれから翌日。「…やはり異常はない、か…。」亥の…

其ノ拾陸、継

「おはよう…。」眩い朝陽が屋敷を照らす中、万華鏡…

其ノ拾漆、溺(R18)

亥の刻が過ぎようとしていた夜更けの時間。「…。」…

其ノ拾捌、夢

その日、幻洛はいつものように村の巡回に出ていた。…

其ノ拾玖、怪

「…今日も何事もなく平和な日、だったな…。」とき…

其ノ弐拾、解

亥の刻。万華鏡神社付属の屋敷に戻った幻洛と伊丹は、ふ…

其ノ弐拾壱、蕩(R18)

「ん…、は、んぅ…」「…は、伊丹…」月の光が優しく注…

其ノ弐拾弐、戦

午の刻。その日の万華鏡村の空は、暗闇のように厚い雲に…

其ノ弐拾参、呪

「く…、何処だ、ここは…ッ」怪異に捕まった伊丹を追い…

其ノ弐拾肆、神

ここは、何処だろうか身に纏うものもなく、白く、何もな…

其ノ弐拾伍、新

「ん…」眩く差し込む光に、伊丹は重い瞼を開けた。清々…

其ノ弐拾陸、完

「龍神だと…?」事の翌日、幻洛は紺桔梗色の髪を靡かせ…

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