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蛇足
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1月19日
其ノ拾肆、継
時が流れたある日の朝。 「おはよう…。」 眩い朝陽が屋敷を照らす中、万華鏡神社の巫女、ふゆはは朝食をとるため茶の間へと姿を現した。 「おはようございます、ふゆはさん。」 「ふゆはちゃん。おはよう。」 自らの師であり、親代わりでもある万華鏡神社の神主、伊丹。...
1月19日
其ノ拾参、刻
幻洛と別れた裂は、村外れにある森の入り口付近に来ていた。 「…この辺りのはずだったが…。」 まだ陽は昇ったばかりだというのに、奥へと続く林道は極端に薄暗かった。 そして、呼び寄せるかのように風を吸い込み、まるで唸り声にも似た奇妙な風音。...
1月18日
其ノ拾伍、溺(R18)
亥の刻が過ぎようとしていた夜更けの時間。 「…。」 湯浴みを済ませ、浴衣に着替えた伊丹は、自室の布団の上に座り、窓辺に浮かぶ満月を眺めていた。 解かれた柳緑色の長髪が、サラリと肩から流れる。 『…今夜、また部屋に行っても良いか…?』...
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