「フフ、愚か者には、それなりの制裁を受けてもらわねばなりませんね。」
■プロフィール■
名前:伊丹(いたみ)
性別:男(※ふたなり)
種族:妖狐(純血)
年齢:2903歳(人間で29歳)
身長:176cm
好:幻洛
嫌:自らを蝕む呪い
一人称:僕/私(目上や参拝者に対して)
その他二人称:君/貴方/~さん/ナギに対してのみ呼び捨て
イメージCV:○代拓
■概要■
万華鏡神社の神主を務める者。
また、霊術・妖術の扱いに長けており、村の陰陽師の肩書きをも持っている。
更に、同じ純血の妖狐であるふゆはの師で、親代わりの身でもある。
普段は神社の敷地内にある屋敷で暮らしている。
緑茶が大好きで、屋敷には茶葉専用の蔵がある。
生まれつき強い霊力を持っているが、いつの日か怪異の呪いを受け始め、日に日に身体が呪いに蝕まれていった。
呪いの進行を抑えるため特殊な術のかかった包帯を巻いているが、進行は完全には抑えきれておらず、伊丹本人も徐々に身体や意識が霊界に飲まれているのを自覚している。
後に、混血の覚である幻洛とツガイになる。(受)
メインカラーは緑。
■容姿■
柳緑色の髪をしており、前髪はおかっぱ、後ろ髪は長髪で一つに結っている。
黄金に輝く鉄製の髪留めは幻洛との関係が進展した際に彼から送られた品。
狐耳と尻尾は敏感になっているため、心を許した者以外に触られることを極力嫌う。
耳はヒト型のものも付いている。
聴力は主にヒト型の耳で機能しており、狐耳では死者の亡き声や霊的な感覚を察することができる。
中性的で美人な顔立ちゆえ、彼を一目見ようと参拝に訪れる者も多い。
■性格■
本人は優しいと自称するものの、実はかなりドSで腹黒い。
愛弟子のふゆはには”優しく”術を教えているものの、傍から見るとかなり過酷な訓練のように見受けられる。
特にツガイとなった幻洛には照れ隠しゆえの塩対応となっている。
そんな幻洛とも二人きりの状態になると、少しばかり甘えるような素振りを見せることもある。
また、幻洛の純粋な雄の欲望を向けられるとタジタジになってしまう。
幻洛の過去のトラウマを知っており、唯一、彼の本心の理解者ゆえ、幻洛が本気で沈んでいるときは真面目に優しく手を差し伸べてくれる。
「愚か者」が口癖。
■戦術■
生まれつき強い霊力を持っているため、霊術・妖術の扱いが得意。
武器は錫杖をはじめ、護符や呪符も使いこなす。
結界生成や幻影などは朝飯前で、呪縛返しの更に返しなどの高難易度な術も難なく使いこなす。
その為、怪異現象の一つである怨霊に対しては優勢に戦うことが出来る。
しかし物理攻撃などの直接的な力技は不得意の為、怪異「邪鬼」に対しては圧倒的不利となる。
■過去■
生まれつき強い霊力を持っているため、幼い頃から「生きる亡霊」と称され不気味がられていた。
彼の両親も、自分の子が異端児であることをきっかけに、伊丹を妖怪の保護施設に預けたまま姿を消した。
それからも、周りと少し異なる自分に生き辛さを感じていた伊丹だったが、ある日、とある夫婦の目に止まり、その施設から引き取られる。(後のふゆはの祖父母である。)
伊丹はその夫婦から霊力という未知なる力の話を聞き、霊力について深く学びたいと思い陰陽道に進む。
修学した伊丹は、やはり他者より強い霊力を持っていたことにより、様々な高難度な術を難なく取得していった。
独り立ちする頃、伊丹の霊力の強さは世に知れ渡っており、万華鏡村を治める帝より、陰陽師として村を守護してほしいと命じられ、そのまま取り憑かれるように入村した。
<伊丹の呪い>
生まれつき、伊丹は非常に強い霊力を持っている。
だが、強力な霊術を扱うことができる対価として、生まれたときから原因不明の呪いを身体に受け続けている。
幼少期では、まだ呪いの痣も症状も無かったものの、成長につれ身体に痣が現れるようになった。
一番最初に症状が出た右目は特に呪いが重く、目の合った者を失明させてしまう力が宿っている。
伊丹はこの進行を抑える為、呪いの痣が現れた部分に特殊な包帯を身体に巻き付けるようになった。
しかし呪いは完全に抑えきれておらず、ゆっくりと、確実に伊丹の身体を蝕み続けている。
いずれは呪いが完全侵食し、同時に最悪の邪狂霊と化し、幻洛やふゆはたち、そして万華鏡村全体を霊界の渦に沈め、伊丹自身も呪いの力に耐えきれず消滅してしまう運命を抱えている。
<呪いから解放される条件(R18)>
伊丹は男の性だが、男性器とは別に女性器に酷似した下半身も持っている。(※男ふたなり)
生まれつきのため、伊丹は違和感なく過ごしてきたが、それは呪いに抗うために無意識で作られた器官だった。
なお、性感はあるものの、生物上は男のため生殖機能はない。
心から愛する者の精を受け入れることで、伊丹は呪いから解放される。